奏楽庭・ムジーク・クライス vol.2

日時: 2020年1月27日 終日

奏楽庭・ムジーク・クライス vol.2 脱力の罠 ~身体の構造を理解して、より正しい脱力を実践する~ 「脱力をしてピアノを弾く」と言うことは今やピアノを弾く上で当たり前となっており、多くの方々がそれぞれの考えをもって教えておられます。 しかし、同じようことを習っても最初からすぐに実践できる方と、そうでない方がいることは皆さんよくご存じでしょう。なぜできないのでしょうか?なぜ同じようなことを教わって、テクニックに差が出るのでしょう か?また、努力しているはずなのになぜ悪い癖がついてしまうのでしょうか? 確かにピアノの上達には、意識の高さや集中力、練習時間と言うものは必要不可欠です。しかしそれが必ずしも上達の速度とは比例しないことは皆さん自身が経験からご存じでしょう。恐らくその違いを世間一般では、「才能の差」と呼びます。しかしその才能とは何でしょうか? 私は高校 2 年生のころに自分のテクニックに限界を感じ、弾き方を一から学びなおしました。道のりは優しいものではなく、学びなおす過程で前よりも明らかに悪化したり、腕の故障を経験したりし、安定したと感じたのはおよそ 8 年後でした。その自分自身の失敗と成功の積み重ねや、周りを見て導き出した今現在の結論を、科学的な解説と共にお伝えしようと思います。 つまり、今回の講演では、「脱力」とは科学的にどういうことなのか、なぜ成長に差がつくのか、ついてしまった悪い癖を治すにはどうすべきなのか、このような疑問に私なりの考えでお答えします。 発表者:大坪健人 日時:1月27日(月) 時間:午前10時~ (1 時間半程の予定) 料金:1500 円 ※事前にご予約ください。 [ご予約・お問い合わせについて] 上記の画像よりご確認いただくか、当HPのお問い合わせよりご連絡ください。